皆さんこんにちは!
どうにもやる気が出ず、久しぶりのブログ更新となってしまいました(汗)
今日は新しいカテゴリー「英語学習」の一つとして、マレーシアで受験したTOEICについてお話ししていきたいと思います:)
私がマレーシア転職を決めた理由の一つに「英語力を伸ばしたい」ということがあります。
私は旅行以外の海外経験がなく、日本にいた時には、仕事でもプライベートでも「英語を話す」機会がありませんでした。(もちろんオンライン英会話をやっていた時期もありますが、なかなか「英語を話す」ことに対しての抵抗はなくなりませんでした)
そのため、マレーシアで生活をして「英語を話すことへの抵抗をなくす」「生活に困らない実践的な英語力をつける」ことが、私の海外就職の目的の一つにあります。
その中で、具体的な目標の一つに「TOEICの点数を伸ばす」ということがありました。もちろん、TOEICで英語力を測れないことは自分が一番分かってはいますが、日系の会社だと一つの指標にされますよね(汗)
しかも、私はマレーシアから転職活動を行うつもりで海外転職をしたので、何としてでもマレーシアにいる間にTOEICの点数を上げなければ!!という感じでした。
渡航前の英語力
まず、マレーシアに来る前の私の英語力について!
英語の基礎的な知識については、大学受験の時に大半を詰め込んであります。社会人になってから、単語帳をやったり文法を一から覚え直したりということはしていません。
私がマレーシア転職を考え始めたのは、28歳(社会人6年目)の時で、丁度その辺りから「とりあえず、TOEICの勉強を始めよう」と思い始めました。隙間時間を使い、3ヶ月ほどかけて参考書を一通り終わらせました。(オススメの参考書は下に紹介してあります!)
そして、3ヶ月後に社会人になって初めて受けたTOEICで750点。

その後さらに問題演習を行い、4ヶ月後に受けたTOEICでは800点に上がりました。

ということで、渡航前の得点は800点でした。そんなに悪くないじゃん!と点数を見ると思ってしまうのですが、私の問題点としては、
・海外経験がないので、机上での英語学習のみ。
・聞き取りや読解はある程度問題ないが、とにかく話すときにモタモタする。
・そしてこのTOEICは、運も重なって800点。(勘も冴えてた)
→実際の実力は800点もないと思う。
こんな感じでした…。最低雇用期間が終わる2020年から転職活動を始めよう!と考えていたので、2019年の12月にペナンで行われるTOEICに照準を合わせ、受験を決めました!
マレーシアのTOEIC
まず、マレーシアのTOEICの日本との共通点・相違点から書いていきたいと思います。
- 全て新形式です。
→ネットで調べた時に、旧形式が選択できるという情報を見つけましたが、現在は全て新形式となっています。(2019年12月現在) - 空席があれば、前日まで申し込み可能!
→本当かどうかは分からないけれど、実際に数日前まで申し込みのフォームは存在した! - 受験料は日本よりお高めで、270RM +スコア配送料10RM
→日本円にして、約7280円です。 - 受験票やリマインダーシステムはない!
→前日にメールが1通送られてくるだけです。自己責任で、時間ぴったりまでに会場に向かいます。本当に試験が行われるのか、当日まで不安で怯える(笑) - KLだと結果を当日に貰える!?
→色々なブログによると、KLでは試験後1時間ほど待つと結果を即日貰えるシステムがあるようです。私はペナンなので、結果の配送を1週間ほど待ちました。(それでも日本より早くて嬉しい!) - 問題用紙に書き込みができる!
→これは本当にありがたい! - 受験者はほとんどが日本人(笑)
→「職場以外で久しぶりにこんなに日本人見た!」となりました(笑) - 受験写真は、当日に受付のおじさんにスマホで撮られます。
このような感じでしょうか?値段はマレーシアにしては少々張りますが、日本よりも緩い雰囲気なので、気張らずに受験できるのは良いところだと思います。
申し込み・受験方法
申し込みは、TEST CENTERというサイトからオンラインで行います。こちらでは、その手順について書いていきたいと思います!
1、「Malaysia TOEIC」と検索し、Test Centerのサイトへアクセスします。(リンクはこちら)

2、「TEST DATES」から希望の受験地をクリック
3、希望地をクリックしたら、下のRegisterのリンクをクリック。

4、こちら、単品のTOEIC L&Rをクリック。

5、その後会計のフォームへ遷移します。オンライン決済です。
ここで、自分の連絡先を入力します。ここで入力した住所にスコアが配送されてくるので、間違えないように注意しましょう!
また、会計の際にCertificate 30RMという項目があります。私はそれをスコア表のことなのでは…と勘違いをして買ってしまいました。
しかしこれは、賞状のようなもの!いつものスコア表は無料で配送されます。なので、こちらは買わなくてOKです!
そんなこんなで、昨年の12月にTOEICを受けてきました。
ペナンの受験会場は、SEAMEO RECSAMという教育施設です。

割と大きめの施設で、grabでもちゃんと候補地に出てくるので迷うことはないと思います。しかし受験会場がその施設の中の一教室となっているので、教室を探すのに時間がかかると思います!日本のように案内係の人がいるわけでも張り紙があるわけでもないので、施設内の看板と教室名を頼りに、自力で教室を探すしかないんです(泣)
そのため、時間には余裕を持っていくことをおすすめします!
当日の流れ
着いたら、まず初めに受付をします。パスポートが必要なので忘れずに持って行くこと!
今メールを見返していたのですが、持ち物が書いていない(汗)恐らくブログか何かを見て、パスポートが必要だと知ったのでしょう…。
持ち物は、パスポート(身分証明書)と、携帯(予約メールを見せるために、一応)です!
筆記用具は、自前のものは使えず、鉛筆と消しゴムが貸し出されます!また確か、腕時計も持ち込めなかった記憶があります。教室の前にある見づらい時計で確認をした覚えがあります。注意が必要です!
この時、受付のおじさんにスマホで超適当な写真を撮られます。この写真がスコア表に載ってしまいます。なのでここで顔は作りましょう!笑
9:30の開始時間まで教室後方の席で待機します。この時間は参考書を読むことが可能です。
その後、スマホのみビニール袋に入れるよう指示があり、袋ごと回収されます。「携帯が鳴ったら呼び出して事情聴取。場合によっては退席してもらう」という旨の警告が出されますので、こちらも注意します。
スマホを預けたら、荷物を後ろにまとめて置くよう指示があり、その後、番号順に呼ばれます。番号は来た順に受付で配られ、その順番で教室前方から席順が振られています。
前に人がいると集中できない!とか、前の席で音を聞きたい!という人は、早い番号を貰うために、早く会場に到着することをおすすめします。
呼ばれた番号順に体のスキャンをされ(空港でされるようなやつ)、自分の番号が振ってある前方の席に移動します。(この時点で9:45とか…。)
その後、日本でもあるように解答用紙に基本情報を書き込みます。全て英語ですが、丁寧におじさんが説明してくれるので大丈夫です!
(黒板に例として書いてあった日本名が、回答用紙に記載されているFirst/Familyと順番が逆で(田中一郎、みたくFirst/Familyではない順番でがっつり書かれていた 汗)かなり混乱させられたので、おじさんに「あの例はmakes me confused!! だから書きかえろ!って言ったのに、okay okay言われて流される事件がここで勃発。笑)
結局、開始時間から25分後の 9:55 スタートでした(汗)
ちょっと遅刻して行く分には大丈夫という緩さです。(ダメですよ!)
私は自分のReading sectionのタイムテーブルを念密に作るタイプなので、スタート時間がきっちり決まっていないのは困りました。マレーシアだから仕方ないね。臨機応変に行きましょう。
リスニングの音響とかは、全く問題ないので大丈夫です!
また、マレーシア民はご存知の通りですが、冷房対策のための上着は必須です!
結果やいかに…!?
前置きが長くなりましたが、試験を受けて1週間後に結果が自宅に届きました!
結果は・・・

860点でした!
渡航前に、最終目標は900越え、最低でも860点を取る!と目標を掲げていたので、本当にひとまずは安心。よかったあ。。。
もちろん2ヶ月前からTOEICのための勉強をしていたおかげだけど(週末に遊ばないで、一緒にカフェにこもって勉強してくれた彼氏ありがとう)仕事の効果も?相まって、Rで400を超えたのは自分的によかったです!
仕事のマニュアルは英語なので、お客さんに解決策を提示する際に答えをマニュアルから抜き出す作業は、まんまTOEICの練習を毎日しているって感じだし、他部署とのやり取りは全部英語で行っているので、英語で文章を書いたり読んだりする練習も毎日しているような感じで、それが得点アップに繋がったと思います!
860点を取るためには、Rで400越えが絶対条件だと思っていたので、この壁を超えられて嬉しい。(日本では過去スコアを見てお察しの通り、一度も超えられていません。)
ただし問題はリスニング。。。。5点しか上がってないって。。。Rに対してLの練習量が足りてません。ここを出来るだけ満点に近づけないと、900点突破は厳しいと思っています!
なんかやっぱりしかし、目標に到達したと言っても一旦取りたかった点数が取れてしまうと、途端に色褪せて見えるよね。やっぱり900点超えたい!!!ということで引き続き、英語勉強を頑張っていきます♪
おすすめの参考書
最後に、私が使っていたおすすめの参考書をご紹介していきます!
① 【改訂版】たった4時間でTOEICテスト完全攻略
こちらの本は、私が転職を考え始め「TOEICの勉強を始めよう」と思った時に購入したものです。私は、TOEICってどんなテストだっけ?(どういう構成で、どんな問題があって、時間は何分だっけ?)というレベルで、内容について無知だったのですが、こちらの本では、簡潔にTOEICの構成や出題内容について説明されています!
本屋さんに行くと、こちらの本より分厚い「TOEIC完全マスター!」的な本が売られているのですが、私にとっては、内容が多すぎる→読むのに時間がかかる→その間にやる気を削がれるという感じでした(汗)
その点、こちらの本はポイントが押さえられているところがとっても良かったです!
そして、一番良かった点は「高得点を取るテクニック」が詳細に書かれているところ!
正直、このテクニックがなかったら余裕で50〜100点ぐらいは点数が低く出るのではないかなと思っています。また、このテクニックを実際の問題に即した演習問題で練習できる構成になっているので、そこが実践的でとても良かったです!!
ただし、英単語や文法についても要点を絞って解説がされているので、基礎的な知識がない方にとっては「???」となってしまうと思います。(ある程度、語彙や文法を網羅している方であれば、頻出ポイントが押さえられていて良いのですが)そのため、別個で単語帳や文法書を買う必要があるでしょう。
また、私にとっては「問題演習が足りない」と感じました。やはり力は練習によって養われるものだと思うので。なので、こちらの本に問題演習本をプラスして最強タッグという感じでした!
また、いつも次回のTOEICに向けて勉強を始める時は、前回のTOEICの勉強をした時から数ヶ月空いていることがほとんどなので、どんな感じかを忘れてしまっています。そんな時にこの本を一周やり直すと、感覚を取り戻せるんです!なので、私にとってはTOEICのためのバイブルになっています^^♡
② たった4時間でTOEICテストリスニング完全攻略
こちらは①と同じ中尾先生の著書で、リスニングに特化した参考書です!
今まで、「こんな感じかな」と何となくリスニングの復習をしていましたが、こちらの本でリスニングの正しい勉強方法を知ることができました!ただし、まずは①をやりこむことの方が点数に直結する気はするので、リスニングの正しい勉強法が知りたい!という人にこちらの本はオススメです。
③ 1駅1題 TOEIC L&R TEST 読解特急
こちらの本は、Part7の演習問題が十分すぎるぐらい詰まったテキストです!
私的には、①の中尾先生の参考書で習得したテクニックをこちらの読解特急で実践してくことで、Part7を解くための力がつけられたと思っています!
こちらのテキストの良いところは、問題量が多く、シングル〜トリプルパッセージまで網羅されている所と、解説が洗練されていて素晴らしいところです!(こちらの著者である神崎先生も「読者を混乱させる解説は省き、必要な解説はしっかり行う」と仰っており、その通り痒いところに手が届く解説で最高です!)
こちらのテキストも、TOEICの度に2周ぐらいはします!もう何周しているか分からないぐらい使い込んでいるお気に入りの一冊です^^♡
④ TOEIC L & R TEST 読解特急5 ダブルパッセージ編
こちらは、2回目のTOEIC受験の時に「もっと問題演習をしたい」「苦手意識のあるダブル・トリプルパッセージに特化した問題が解きたい」と思い購入をしました。(ダブルとトリプルの両方を扱っている問題集がなかったのでこちらを購入しました)もちろん役には立ったのですが、私的には③のテキストのインパクトには勝てず…。まずは、③のテキストを何周も回していくことの方が力がつくと思います。(こちらのテキストは掲載問題に変わり映えがないので、少しダレる感じがしました)
⑤ 1駅1題 新TOEIC TEST文法特急
こちらも2回目のTOEIC受験の時に、もっと問題演習をするという意味で購入しました。やっぱり、特急シリーズの参考書の解説は上手く要点がまとまっていて神です!(ただし基礎事項の説明はないので、文法のベースがない方にはお薦めしません)
この参考書があると、文法の頻出パターンが知れて、「逆にここに載っていないものは落としてもいい!」と思えるので、そういう意味では心強いテキストです!
毎回TOEICの前に、こちらの参考書を3周ぐらい回して、その後⑥や⑦の本番に即したテキストを2周ぐらい回しています。そうすると私の場合、文法で8割は固いです!
⑥ 公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編
こちらは私がマレーシアに行く前に購入し、3回目のTOEICの前に解いた「本番に限りなく即した実践型問題集」です!Amazonでは酷評ばかりなんですが…(笑)
確かに重要な解説が殆ど載っていないに等しいので、低評価ばかりということも分かります。しかし、自分で根拠を探せる人・根拠が分からなくても人に聞くなどして、答えにたどり着ける人・答えにたどり着いた上で、解くべき問題か捨て問か判断できる人 には効果的なテキストであると思います!
受験の時も、参考書より過去問から学ぶことって多くないですか?私的には最後の総仕上げという感じで、参考書で足りない部分をこちらのテキストで補う形で使いました。また、本番のリーディングセクションの3分の1ほどのボリュームで作られているので、毎日の勉強に組み込めるところが良かったです!
こちらのテキストでも①のテキストで中尾先生が教えてくださるテクニックを使い、タイムテーブルを作って問題を解くことで、本番への意識が高められます!
⑦ TOEIC公式問題集 どれでも
こちらは、本当にどの種類でも良いと思うのですが、TOEICの公式問題集です!
複数回が本番通りのボリュームで入っている形の問題集となります。私はAmazon Prime会員なので、無料でダウンロードできるものを本番1週間前から、1日1回分解くようにしました。もちろんこちらもタイムテーブルを作り、時間を計り、本番通りに解きます!
参考書は買えば買うだけ物を増やすことになりますし、お金もかかります。なので、もっと問題が解きたい!と思う時は、ネットに落ちている無料問題なども活用しています^^
⑧ Youtube 「TOEICリスニング」と検索して出てくる問題
今の時代、Youtubeに無料問題(しかも本番型)がごろごろ落ちています。しかもご丁寧にスクリプトまであるので、終わった後に復習することが可能です!こちらは私の次回の課題でもあるのですが、リスニングの問題演習が足りないと感じています。Youtubeにある無料問題を②の中尾先生の参考書で学んだ方法でやり込めば、確実に力がつくと思うので、次回はこの勉強を試験前にやりたいなと思っています!
私のおすすめの参考書はこのような感じです!
もちろん全ての方に役に立つのかといえばそうではないと思います。しかし、①の参考書は初級者〜上級者の方、どんな方にも新発見のあるテキストだと思います!!よければ見てみてくださいね^^♡
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